俺的ゲームマーケット注目ゲーム

※一般ブースEあたりで力尽きました……(笑)

ゲームマーケット2015春が近づいてきたので個人的に気になったゲームを挙げていきます。ルールはざっと読んでいるだけなので、プレイしてたら全然違ってたって場合はごめんなさい。そして、わりとヴィジュアル重視。 たぶん、オススメ順に並んでいると思われる。

ミネルウァ / OKAZU brand

1~4人。4,000円。シティビルドゲーム。建築してワーカーを置いて資源回収ではなく、住宅を配置した左右上下のいずれか一列の資源を回収なので、都市を発展させて一気に回収するかこまめに回収するかで大きく戦略が変わりそう。基本的に回収は住宅の数しかできないので、建物の並べ方、回収の時期、勝利点勝利か文化勝利かなど、相手の動きをみながらいろいろと考えることができるゲーム。じっくり重いゲームが好きな人向けかな。

原始人の晩餐 / TAGAMI GAMES

2~5人。2,500円。バッティングありの競りゲーム。バッティングしないように最適な数字を出していくのですが、狩猟には獲得に必要な最低値があり、後から取得する人の邪魔も可能。ラウンドボーナスで得点を得るか。他人の邪魔をするかという戦略が取れる。晩餐で必要な食料を満たしてないとペナルティがあるっぽいので邪魔もわりと重要かも。ラウンド終了前の休息では最後に獲物を捕った人から仲間を加えることができるので、次のラウンドは仲間の力でブースト。中にはバッティングさせない仲間もいるらしい。

大怪獣ヴェナタスVS強欲な異能建築家 / 熊熊飯店

2~4人。3,000円。ビルを建てて怪獣に壊される前に売るって点を稼ぐチキンレース的なゲーム。多くのビルが建つほどその地域の価値は上がるけど、建築カードがないと売却できないので、建てれば建てるほどその地区は売りにくくなるという状況の中で、いかに怪獣に壊され価値が暴落する前に売り抜くかを判断する感じ。怪獣はみんなが念じた方向に移動するので思惑と違ったビルが破壊されて盛り上がりそう。

ワナと魔石と魔法たち / 楽々亭

4人。3,000円。基本的にワーカープレイスメントだけど、報酬を得るプレイスを自分で選択設置して、その場所をワーカーで競り落とす感じなので、どちらかというとワナプレイスメントゲーム。競り落とした場所のワナを開けていくんだけど、普通に魔物がかかっていて得点になるものと得点を吸い取られるトラップとがある。公開されている相手が何で得点しやすいかを見極めて、ワナの配置や競る場所を考えて得点を稼ぐというゲーム。予め何が入手できるか分かっているワーカープレイスとはひと味違うかも。

Blowin’ in the Wind~風に吹かれて~ / フルハウスゲームズ

3~4人。3,000円。相手の行動を読みながら勝利点を稼ぐゲーム。相手の船にダメージを与えたり、沈めたりすると得点できるんだけど、その前に船が移動してしまったり、風向きが変わってしまったり、攻撃しようとした船がいなくなったりと予想外な結果を楽しむパーティ向けのゲーム。

ニンニクと十字架 / PURPURIN

3~4人。2,000円。絵は大事。チキンレースゲーム。自分の弱点は分からないけど相手の弱点は分かるという状況で掛け金から様子を探り、勝負に行くのか弱点で脱落することを阻止し安全に行くのかというというチキンレースを繰り返し、もっともコインが多い人が勝ち。パーティで盛り上がりそうなんだけど、4人上限というのがもったいない。

ゴー・ダッ・チーズ / OKAZU brand

3~5人。1,500円。カードを並べて最後に伏せてあるカードを公開して精算するゲーム。1枚目を伏せて、2枚目以降を時計回りに表で2枚と計3枚配置するので、どのカードで得点するかが限られてくる感じ。その列で一番強い人が得点するのではなく、中心に近いネズミから得点していくので、どこを狙うかの駆け引きが面白そう。ニンジャクランとかスタックゲーが好きな人向けかな。

コクーン・ワールド ザ・ボードゲーム / グループSNE/cosaic

2~5人。3,800円。すごろくを作るゲームらしい。モノポリーとかみたいに周回して点を積み重ねていくゲームですが、止まったマスのイベントは止まった人が設置していくため、少しずつすごろくが完成するってゲームみたいです。インタビューを読んだ感じではいろいろな種類のイベントがあって、配置されるマスには左右されると思うけど、戦略は幅広く取れそうです。

いちばん点が高い人が勝ちには違いないらしいけど、青天井じゃなくて10点(最高点)の次は0点らしい。つまり、うまく点数を調整しないと大惨事になる。運要素が大きいゲームなのでのシチュエーション重視な人向けかな。

フラムルルイエ / BakaFire Party

3~5人。2,000円。名前から分かるようにクトゥルフものです。価値が不明な宝物を親の手を参考に競り落とすゲームのようです。競りに入札したポイントはそのままマイナスとなってしまうため、宝物の価値を判断し、マイナスにならないように競る必要があります。競りに勝つと宝物を手に入れるだけでなく、次の親になるため、計2枚の宝物の情報を得ることになります。宝物を得れば得るだけ残りの宝物が分かるため、相手の罠に掛かりにくくなるとった情報戦が好きな人向けのゲーム。

しかし、これはクトゥルフ、プレイヤーの誰かひとりでも正気を保っていれば(マイナスになっていなければ)得点の高い人が勝利となりますが、全員がマイナスとなっている場合、より狂気に充ちている人(マイナスが大きい人)が勝利となる逆転要素あり。

ライトニング・サンダー / 机上の貴族

2~4人。500円。バッティング系ゲーム。相手が出す数字を読み強力なドラゴンを召喚して相手の国家を潰せば勝ち。ドラゴンを召喚する前に左隣の相手のドラゴンを見ることができ、そのドラゴンの召喚条件によって、どの数字を宣言すれは自分が有利かを予想する。対面と右隣は分からないけど、このゲームで1位と2位の強さのドラゴンは攻撃を受けない。隣には負けるけど、自分のドラゴンのパワーを最大限に発揮すると言った選択しもあるし、右隣の相手の思惑に乗らないという駆け引きもある。ドラゴンが好きな人向けのパーティゲームかな。

ワトソンの条件 / 3D6

3~4人。2,500円。絵は大事。ワーカープレイスメントゲームらしい。サプライと対戦相手に合わせた戦略を考える的なゲーム。ワーカープレイスで農業とかメイド働きとか飽きたと言う人には新鮮な題材かも。

Conservateur(コンセルヴァトゥール) / PURPURIN

2~4人。1,500円。花火風ババ抜きって感じのゲーム。画家を一致させて自分の手札を0枚にしたら勝ちだけど、自分の手札は分からないので、相手の手札と反応を見ながら予想するしかないと言うゲーム。花火は相手にヒントももらえるので絞りやすいけど、こっちはババ抜きなのでどんどん手札が回っていくし、その画家の札が何枚あるかすら分からないので、なかなかカオスな戦いとなりそう。

こねくとこねくと / てぃ~くらぶ

2~8人。2,000円。絵は大事。基本的にあみだくじゲーム。カードの効果で紐を配置したり、移動したりして、自分の知っている情報を元に理想のゴールにつなげる。あみだなので自分の番が回ってくる頃には戦略もクソもなさそうですが、手札を温存することである程度得点を稼げるみたいなので、狙いに行くか、手札温存で確実に行くかみたいな遊び方はできそう。まあ、手札も破棄や交換があって安全ではないけど。ま、置きまくって結果を楽しむパーティゲームな遊び方が楽しそう。

コクハク / てぃ~くらぶ

3~6人。1,500円。ロールプレイングするブラフゲーム。相手を指定してカードを裏向きにプレイして罪をロールプレイで告白、相手がその罪を許すか断罪するかを決める。許す場合、カードをオープンし、相手と自分にその効果が適用される。断罪する場合、カードをオープンし、相手だけに効果が適用される。自分だけが効果を得たい場合は相手が許さないと言いそうな罪をロールプレイし、相手にも効果を適用させたい場合は許されそうな軽い罪をロールするという感じ。そうやって自分の場にあるカードをなくした方が勝ち。相手の性格をよく知っている方が騙し合いが面白そう。

仮面の王 / 遊星ゲームズ

5~8人。2,000円。正体隠匿ゲーム。3陣営に分かれて相手の正体を探りながら各陣営、各キャラの勝利条件を満たす。斬に近いのかな。斬は動き方とかでしか敵味方が分からないけど、こっちはさらに使った能力で推理できる要素が加わっているようにみえる。

ススムカ×モドルカ / すまいる120円工房

3~4人。2,000円。ローグライクゲーム。魔物を倒して宝を手に入れて強化してさらに奥に進むローグや不思議なダンジョンみたいなゲームっぽい。戻る回数がそのまま遅延につながると思うので、ロストにどきどきしながら戻る回数をなるべく少なくするというゲームにみえる。ローグが好きでみんなでわいわいタイムアタック的な遊び方をしたい人向けかな。

パレットどうぶつえん / AYANAS GAMES

2~4人。2,800円。動物園を舞台にしたオーソドックスなワーカープレイスゲームにみえる。資源等の変換タイルに使用期限があるので、狙って準備を進めないと思うように加点できなさそう。

ヒーローカンパニー / グランディング

3~5人。3,600円。島本和彦の同名漫画のボードゲーム化。詳細なルールは不明でした。同梱物からデッキ構築系の討伐ゲームな予感。ゲムマだと多少安いみたいなので原作ファンなら買うのもありかな。

新聞記者奔走記 / ぐるあゲームズ

不明。3,800円。クトゥルフ神話TRPGのサプリ?「嵯峨崎地域新聞」を元にしたボードゲーム。ゲームの目的はより多くの記事を集めることみたいだけど、どうやって集めるのか、どういう駆け引きがあるのか、まったく分からなかったので、クトゥルフ好きならどうでしょうかといった感じ。

隠れ身のナイトプリンセス / さいころ結社

2~13人。1,000円。キャラクターの違うブラッドバウンドそのもののようです。本家より幅広い人数に対応。まわりにボードゲームを遊ぶ人が少ない人、原作の絵が苦手な人、安く手に入れたい人はこっちでもいいかも。

ブラッドバウンドは正体隠匿系とよばれるゲームで自分以外の人の正体が分からない中で敵のリーダーを倒すゲームです。この「隠れ身のナイトプリンセス」では赤組と青組、プレイヤー数が奇数の場合は人狼組に分かれて相手のリーダーを倒すことが目的みたいです。人狼組だけは少し目的が異なる感じ。お互いに正体が分からないのはさることながら、味方のリーダーも自分がリーダーであることすら分からないのが面白いところ。

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