半年に１度のボードゲームの祭典、ゲームマーケットに行ってきました。今回は１日目に参加。
戦利品
- ヴィクトリアン・マスター・マインド
- ゲスクラブ
- HYAKKATEN
- シャドウレイダーズ 女王陛下の飛行船
- 白雪姫のアップルーレット
- ATEKKO
- デンポー!!
- 斯くして我は独裁者に成れリ
- なつめも
- ワンクション
- 光輝く高輪(中略)ゲートウェイ
もっとゲームマーケットでしか買えないゲームを買うべきだった。買ったゲームの感想については後日書こうと思います。
開催場所が青海展示棟に
今回から開催場所が青海展示棟に変更になりました。ゴールデンウィークあたりに行われた各種イベントの報告を聞く限りは、トイレが少ない、電波が入らない、空調が効かないなどの感想があったと思いますが、ゲームマーケットに関してはこれらの問題はほとんどありませんでした。
開場の直前に待機列が最大になったあたりで、Twitterがクルクルする、画像が表示されないなどの問題はありましたが、開場後に人がバラけるとLINEなどでのやり取りはスムーズでした。一部建物の端の方に行ったりすると電波が入らないことがあるみたいです。LINEも1件送信失敗がありました。
トイレは男子に関しては余裕でした。個室は少し並ぶこともあったみたいですが、それでも秋葉原のヨドバシよりは並ばない気がします。外気温は30℃を超えるなか空調も涼しいぐらいでした。
むしろ施設が広くて移動しやすかったのでずっとここで開催して欲しいぐらい。
サークルの配置
建物の構造上の問題なので仕方がないのかもしれないが、AホールとBホールをつなぐ通路が２本しかないので、２本の直線上のサークルを観ていくとその裏側に回りにくい気がした。
Dブースはマップを持っていなかったらあることすら気がつかなかったし、FやG、X、Yあたりも意識してないと結構見過ごしそう。特にDはCとの間に壁があるので分かりにくかった。
ただ、通路が広く移動はしやすかったので、この通路幅は維持して欲しい。両方のサークルを同時にみられない状態になるのでサークルにとってはみてもらえる機会が減ってしまうかもしれないが。
プリウスレーシング
今回のゲームマーケットで『プリウスレーシング』という上級国民がプリウスを運転して事故らないように池袋に向かうゲームが頒布された。Twitterでは不謹慎だとか作者の倫理観を問うような批判があったけど、ゲーム自体は完売したようだ。逆に批判にされされたことによって一般的に知られるようになり売り切れた気もする。
これは非常に難しい問題に思える。このようなゲームを出すことが遺族の心情を考えていないとか配慮に欠けるという理由で頒布すべきではないというのであれば、過労死が社会問題になったときにその過労死を扱ったゲーム全てが不謹慎であるし、頒布すべきではないということにならないか。
このゲームを買ってもみんなと楽しめることが想像できなかったので自分は買わなかったが、頒布すること自体には問題がないように思う。そして、気に入らないゲームはそっとしておくのが良いように思える。自分も批判のTweetがなければ存在自体を知らなかった。
今のところ大手のボードゲーム系ブログや配信ではこの話題に触れられていないが、そっとしておくという方針なのかな。
まとめ
開場後の列移動については次回は改善して欲しい。ロープなどの規制もなく横にスライドする形で移動したため、 横6人でひと列ずつ作った意味がなく、必死な人は列無視で前の方に行ってしまっていた。
以前に比べてパーティゲームは増えて、ヘヴィなボードゲーム好きじゃなくても楽しめるようになったと思うけど、その反面ゲームっぽさが薄いゲームが増えたように思える。大喜利してベストを選ぶだけはゲームなんだろうか。私の世界の見方は選ばれないリスクと笑いを天秤に掛けるようなゲームで悩ましさを残しているが、リスクがないゲームが多すぎるように感じた。
とは言え年々ゲームの選択肢が増えてサークルチェックが楽しいので次回の秋も楽しみ。
