映画の実写版『寄生獣』を観てきた。某映画評論家が25点を付けて話題になっているのでネタにしてやろうと思って観に行ったけど、ネタにするのが難しいぐらいに完成された映画だった。もちろん、俺は原作の漫画を読んでいないので細かいところは分からないし、おそらく原作と比較したら突っ込みどころ満載なんだろうと思う。すでにアニメ版とはかなり話が違い、かなりエピソードが抜け、時系列なども変わっている。ただ、寄生獣の要素を残しつつ前後編4時間に後藤とかいうラスボス?戦までまとめたのは評価したい。まあ、ミギーの声という面では平野綾ミギーの方が一枚上手。阿部サダヲは役者自体のキャラが強すぎた。
アニメとの比較になるけど、大きく違うのは、寄生獣が深海からやってくる、父親がいない、それにともない夫婦旅行のエピソードがない(真樹子も宇田もカット)、君嶋加奈がいない、初めて田宮のグループにあう際に島田が同席している、母親を乗っ取ったのはA、パラサイト犬が変更されている、警察がはじめから嗅ぎ回っているなどなど。旅行のエピソードを削ったのは短い時間に収める上で良いアイディアに思える。ただ、前編ラストの戦いの意味が少し変わってしまったけど。
ちょっと違和感を感じるのは新一の変化面と警察の捜査、田宮の胎児。新一の変化する場面的には一緒なんだけど、両親の旅行先をおとずれるエピソードがないために、急に寄生獣っぽい考え方になったり、その直後に戻ったりと寄生獣に犯されてるのかどうかよく分からない。特に猫の死体のシーンは唐突すぎて理解できない。あとは警察の捜査が端折りすぎて善良な指紋もない市民をよく特定して訪ねてきたなって感じ。田宮の胎児はこの映画のなかでかなり大きくなっている。普通の子供より成長が早いようにみえる。
それにしても白組のVFXすごいな。こんなに違和感なく人間の顔をいじれるんだなぁって思った。微妙に顔が分離して動くとか、乗っ取る前に微妙に似ていない顔みたいな表現が上手かった。
この寄生獣での橋本愛の演技はハードナッツの演技に近いんだけど仲間由紀恵みたいに独特だなって思った。
原作厨はメディアの違いを理解して漫画だけを読んでいれば良いと思う。漫画何十冊もの内容を映画に詰め込んだら受け身な映画では厳しいと思う。
映画と漫画は
最後のとこは一緒?
ビルの屋上で彼女が
落とされてミギーが
回想シーンで出てきて
って感じだったけど
前編の最後は島田が大暴れして終わりだね。
彼女って村野のこと?村野だったら生き残ったと思う。
あ、そーかそんか
まだ前編なんだねー
後編みたら終わり方が気になるので
また教えてー