coco賞で振り返る2013年に観た映画その1

coco2013

Twitter上の映画情報を映画毎に集めてくれるcocoのユーザーが選ぶ映画賞『coco賞 2013』の投票が始まってた。ということで、昨年2013年に劇場で観た映画を振り返ろうと思います。1月から3月に劇場で観た映画は9本。全体的にアニメが多かった。

1月は『LOOPER ルーパー』、『ストロベリーナイト』の2本。

『LOOPER ルーパー』は未来のギャングが足が付かない形で対象を殺すため、主人公のいる現代に送り込んで殺してもらうというビジネスが成立しているというお話。そんな処刑業を請け負う主人公(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット)の目の前にある日未来から自分自身(ブルース・ウィリス)が送り込まれてきた。未来から送られてきた自分から自分の悲惨な将来を回避するため現代で歴史を変えようとするが、歴史は同じ未来に収束していく。そんなとき主人公が取った行動とは……という面白い映画でした。ラストの後味は好みが分かれそうですが俺は好きです。

『ストロベリーナイト』は同名ドラマの劇場版で完結編的なもの。映像的には良かったが完結版商法はやはりあまり好きではない。それはさておき、この劇場版は『ストロベリーナイト』はドラマで好きだった主人公姫川玲子を粉々に砕いたと言ってもいい。確かにリアリティ的なものはあるんだけど、この話で良かったのか。ヒーローから泥臭い人間に戻る必要があったのかと不満。

2月は『ゴーストライダー2』、『スタードライバー THE MOVIE』、『ダイ・ハード ラスト・デイ』、『劇場版 とある魔術の禁書目録 エンデュミオンの奇蹟』の4本を鑑賞。

『ゴーストライダー2』は1を観ていないこともあるが、非常に面白くなかった。最近流行の苦悩するヒーロー的な話になっているんだけど、そんなこんなで全般的にスカッとしない。アクションも構成、演出面でイマイチだった。入場時に配布されたLEEの激辛カレーは美味しかったです。

『スタードライバー THE MOVIE』はテレビ版を観てなかったので観に行った。新作カットは少なくて謎が多かったのですが、お話としては2クールを良くまとめた感じでした。個人的にはこれでまとまるならアニメは全部これでやってっほしい(笑)。

『ダイ・ハード ラスト・デイ』は期待を裏切らない面白さでした。バディものになってもダイハードらしさが失われない良い映画でした。コスモクリーナー的なアレは少し笑った。

『劇場版 とある魔術の禁書目録 エンデュミオンの奇蹟』は間を埋めるスピンオフ的な映画。すべてのキャラを出して、すべて見せ場を作るという映画のせいか。ストーリーに深みがなかった。まあ、これだけのキャラの見せ場を作ってこの時間で新しい話でまとめたと考えると構成は凄いと思います。

3月は『機動戦士ガンダムUC episode6「宇宙と地球と」』、『オズ はじまりの戦い』、『シュガー・ラッシュ』、『ドラゴンボールZ 神と神』、『花咲くいろは HOME SWEET HOME』の5本。

『機動戦士ガンダムUC episode6「宇宙と地球と」』は正確には映画ではないのだけどこのクオリティは劇場で観ないと損ということで毎回観ている。しかし、ちょっと戦闘物足りなかった。

『オズ はじまりの戦い』は自信過剰な奇術師の主人公オズが竜巻に巻き込まれ飛ばされた先は魔法の国オズだった。国に伝わる予言と名前が一致してしまったオズは偉大な魔法使いと勘違いされてしまいというお話。サム・ライミが描くオズってどんな感じだろうと思ったけど、映像からストーリーまで凄く良かった。これを観ないのは損してると思います。本筋の話が始まるまでは少し我慢してください。仲間になるキャラクターとかにすべて伏線が貼ってあって使い方が上手いと思いました。日本でもこういう脚本書ける人出てこないかな。

『シュガー・ラッシュ』はゲームの世界の悪役が主人公という映画。3月は豊作。この映画も素晴らしかった。ゲームの中の活躍を夢観る悪役ラルフとバグでレースに参加できないはぐれものヴェネロペの交流とゲームあるあるを上手くミックスしたとても面白いゲーム映画。ヴァネロペの声をあてた諸星すみれの演技が素晴らしかった。後のヨヨさんである。

『ドラゴンボールZ 神と神』はロマンチックあげるよ的なドラゴンボールでした。Zシリーズを期待すると少し肩すかしを食らう。ギャグ映画としては面白いけど、バトル映画としては物足りなかったなぁ。ピラフ一味が可愛かった。ババァなんだけどマイちゃんが可愛い。ペロペロ。

『花咲くいろは HOME SWEET HOME』は泣ける。本編観てないけど泣けるし、観てなくても楽しめる。緒花と母皐月の行き方を重ねて、同じような関係にあると菜子とその兄弟に重ねていく展開は上手いなと思った。今年のとまっちゃん映画としていろはかあの花かは難しいところだが完全新作なのでこちらに軍配か。

以上、3月までさらっと書いてみました。この時期までで結構豊作が多いな。『オズ はじまりの戦い』、『シュガー・ラッシュ』、『花咲くいろは HOME SWEET HOME』はcoco賞で投票してもいいな。

 

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