不満である。妹がしゃしゃり出すぎてグリューエルの出番が少ないではないか。無限彼方とイチャイチャしてるもんだから茉莉香の出番まで減ったとかなんとか。チアキはひとり猿岩石をやっていた。それは冗談として、依頼人の本当に望んでいることを見抜いて叶えるモーパイらしいお話になっていて良かった。Sail awayの使い方上手すぎ。
2014年10本目は『劇場版 モーレツ宇宙海賊 ABYSS OF HYPERSPACE -亜空の深淵』。よくあるテレビ総集編＋新作映像数分なのかと思ったら完全新作でした。
白鳳女学院高等部に通う加藤茉莉香は宇宙海賊船・弁天丸の船長。3年生になる目前の春休み、豪華客船での海賊営業の仕事で、乗客リストを見た際に銀河パス所有者の少年・無限彼方がいることを知る。彼方の父で亜空間ダイバーである無限博士との約束を果たすべく、茉莉香は海賊ショーの最中語りかける。「亜空の流れ、その果ては何色か？」
序盤は要素が散らばっていてどういうお話なのかよくつかめなかったけど、中盤当たりからそれぞれの要素がつながってきて、最後に無限博士の遺産の謎とあっという間の上映時間でした。スカーレットは結局なんだったのかとか時間の都合で観客の想像に任せている部分はありますがよい選択だったと思います。
自分はモーパイマニアではないので劇場版の端々に詰め込まれたネタは分かりませんでしたが、チアキの「ちゃんじゃない」が聞けたのでよかったです。あと、梨理香さんが恰好よすぎた。甲斐田裕子のやってるキャラはわりと何でも好き。出逢ったのは一騎当千の呂蒙子明だが、怪物女王のリザ、ユニコーンのマリーダ、女神転生のバロウズ、良いキャラばかり。
あまり絵にはこだわりがなかったので鑑賞中は気がつかなかったのですが、一緒に観た友達に言われ、改めてキャラデザを比べたらみんな大人っぽくなってました。
グリューエルの出番少ないよと言ったが、ポストカードのサインはグリューエルとグリュンヒルデという完璧な組み合わせだった。
去年8月の阿佐ヶ谷の七夕祭りでサテライトが飾っていた弁天丸も再登場してました。
