ロキにブレなし『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』

2014年7本目の劇場鑑賞は『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』。

前作に比べて格段に面白くなった。前作は地味って感じだったんだけど、戦闘全般が派手に恰好良くなって、合間合間にネタを挟んでくるので退屈せず観られた。シリーズ物なので前作とアベンジャーズを観ていないと若干ネタが分からないとは思うけど、うろ覚えの俺でも楽しめたので大丈夫だと思う。

映画の序盤は今回の物語のキーとなるエーテル(ダーク・エルフの力)について語られる。オーディンの父の代の話ということもあり少し退屈。その後『アベンジャーズ』で大暴れしたロキが投獄されたり、ソーが前作『マイティ・ソー』で破壊されたビフレストの再建のために各地を転戦していたりとこれまでの経緯が語られる。必要な説明とはいえ少々退屈なので映像美で気を紛らしてください。ここでウォーリアーズ・スリーの浅野忠信が出てくるが、絡みも少なく、ここに残れとソーにいわれることからここでドロップアウトかなという感じだった。スリーがトゥーに。

今回はポイントポイントでテンポ良くコメディが差し込まれていて、クスッとする。マレキスに会いに行くときのロキが得意の変身でいたずらしてたり、セルヴィグ博士が素っ裸の股間モザイクでストーンヘンジを走り回ってたり、重力場に車のキーをなげてしまったり。とくに今回はお笑いキャラとしてセルヴィグ博士が大活躍。ロキのその後を聞いたときのセルヴィグ博士の反応とかはとくに面白いです。それにしてもセルヴィグ博士は心を病んでしまったようでお大事に。

そして、ロキ。まったくブレなし。今回は協力者だったのか反逆者だったのかは劇場でお確かめください。俺は「えっ」ってなった。これは3が非常に楽しみです。

今回は戦闘もパワーアップした気がする。ソーといえばどこにてもソーに戻っているミョルニルとそれを生かした移動、攻撃ですが独特で面白いのですが、今回はセルヴィグ博士開発した?重力装置でワープしまくるので余計に楽しいことに。ミョルニルさんも持ち主がどんどんワープするので迷走しまくりで大変。ラスボスとの決着のつけ方も良かったな。その他にも宇宙船を使った戦いとか乗り物に乗った戦いもあり多彩でした。機械に弱い?ソーを後ろでニヤニヤみつめるロキが素敵。

アメコミ風のコミカルな様子が加わり前作より、より楽しめる作品になっていると思います。

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