ゲームマーケット2013秋の気になるゲーム

国内最大のボードゲーム即売会、ゲームマーケット2013秋まであとちょっと。公式サイトやブログ、カタログを読みながら気になるゲームを集めてみた。

カタログの順番で紹介します。注目度順とかそういうのではありません。

オムそばすけっと(101 コトノハゲームズ 1,800円)

パッケージが気に入った。ルールの詳細は画像が潰れていたので分からなかったのですが、説明文を読んだ感じではワールドバスケットみたいな感じなのかな。絵柄もよく、ルールも簡単ということなので、ライトのボードゲームが好きな人に受けそうな作品です。

慈悲無き大地の大君主(113 ショーナンロケッティアズ 500円)

今話題の500円ゲーム。行動前に口約束で交渉、その後に実際の行動とシンプルな騙し合いのゲームのようです。ルールも簡単ですし、いきなり高いゲームで冒険したくないという人におすすめです。

http://www.karakuri-box.com/~wind/last_overlord/index.htm

アルパカバーガー(229 高天原 1,500円)

あいかわらず絵が良い。相手に気が付かれないように素材を盗みハンバーガーを作るゲーム。ババ抜きのように任意のプレイヤーの手札を抜いてゆき、手札を抜いたプレイヤーの手札の合計点数<場に出ているカードの点数となったらバーストで盗み失敗。バーストしないように手札(素材)を取っていきハンバーガーを作るゲームです。バーストすると誰が何点のカードを持っているか分かりやすくなってしまい大変です。

http://takamagaharagames.web.fc2.com/games_burger.html

殺人狂時代(230 操られ人形館 1,800円)

即死系ドラフトゲーム。ドラフトしながら、表または裏向きでカードを場に出していき、最後に裏向きのカードの処理をして得点化していくゲーム。伏せられているカードの効果でいかに脱落せずに得点を取るかというゲームのようです。ドラフトで回ってくるということは1つ前の手番のプレイヤーは自分の持っているカードを知っているわけで……となり、ラブレターなどでカードを交換された時の緊張感を味わえそうです。

http://ayatsurare.webcrow.jp/product_04ansatsu.html

羊と狼のピースフルワールド(238 机上の貴族 1,000円)

お、Webページがいま流行りのWiXで作られてるということはさておき、大きなコンポーネントと自分以外の人が持っている札をみて自分の札を捨てる順番を推測して捨てるという単純なルールが盛り上がりそう。

http://kijonokizoku.wix.com/game#!peacefulworld/c1pjy

赤ずきんは眠らない(239 Junias 2,500円?)

狼を騙していかに得点を重ねるかというゲーム。狼からの襲撃を警戒しつつ、まもってばかりでは点数を得られないので、狼を騙して熟睡する必要があるというブラフゲーム。自分のまわりのボードゲーム好きにはトリックテイキングの受けがあまり良くないのでいつも買わずに会場を去っていたけど、そろそろ買ってもいいんじゃないかと。と、いいつつ新作ばかりに目が行ってしまう自分であった。

ゲームプレイの様子はこちらから。

赤ずきんは眠らない作品情報

江戸屋敷(301 OKAZU brand 1,200円)

ゲームマーケット2013春にて絶賛を受けた500円ゲームの『Sail to India』を生み出したサークルの新作。簡略的なルールしか書かれていないので全貌が分からないけど、ギンコポリスみたいな連結していくと有利なゲームを想像した。

http://okazubrand.seesaa.net/

完全犯罪(313 夕日の土建屋さん 500円)

ドラフト推理ゲーム?渡したカード、確認したアリバイから犯人は誰か、共犯は誰か、はたまた犯人はいないのかといった判断を行い多く正解した人が勝ちというゲーム。犯人となり完全犯罪を成し遂げて高ポイントを得るか、探偵として地道にポイントを上げるかの駆け引きがアツい。ゲームマーケットの告知に書いてありましたが、全員が一致団結して犯人を選ばない選択をすると、全員が勝利する問題が確認されています。奇しくもこの問題によりライアーゲームの「エデンの園」ゲームになってしまった(笑)

http://gamemarket.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=2130

ドミニオンのドリル(318 ドミニオン木曜会 ?円)

ドリルらしいです。ドミニオン好きは買って損はない。

惨劇RoopeR拡張セット3 Another Horizon(320 BakaFire Party 500円 )

今度の拡張は平行世界。全然やれていないのに拡張だけどんどん増えてゆく……。ひぐらしなどのループものをボードゲームにしてシステム化したゲーム。若干ゲームマスターの腕が必要だけど、梨花の気持ちを味わいたい人は楽しめるゲームだと思います。今回は脚本集も販売するそうなのでプレイできるお話がより増えます。

http://bakafire.main.jp/rooper/sr_top.htm

特急旅行ゲーム(419 ろーりん☆つーりす 3,000円)

鉄道のゲーム!! ルール読んでみたけどこれはすごい鉄道のゲーム。通常だれでも遊べるように平坦化することが多いと思いますが、このゲームは真逆で真に鉄道の知識にそったゲームになっています。電車・列車の停車駅や運行状況、駅の位置などいろいろと鉄道の知識が必要な感じで、鉄道を知っている人は非常に面白いのではないでしょうか。また、鉄道を知らない人でもすべての情報がカードやボード、説明書に記載されているので、鉄道の知識が深まる良いゲームだと思います。

その昔、タカラから出ていた日本特急旅行ゲームを思い出しました。まあ、こちらはゴール手前であらぬ地域に飛ばされるという鬼畜ゲームでしたが。

http://rtgame.blog.fc2.com/

僕らのLIVE 君とのDICE(432 はんどできー 1,500円)

題名から分かると思いますがラブライブ!を素材にしたゲーム。ルールを読んだ感じではダイス改変ゲームの王の請願のような印象を受けました。手元にあるケードで振ったダイスの目をねじ曲げて目標の点数を叩き出すという。手軽にできるゲームとして良いと思います。

http://hansodekey.blog.jp/archives/556784.html

カノジョが下着を決める5つの理由。(434 TRYGOOD  3,800円)

2012秋に販売した同作品のリニューアル版。クリアファイルの使用、得点のチップ化と遊びやすさの向上と、下着の柄を選べるようになった。下着の柄を選べるようになった

重要なので二回言いました。下ネタ?みたいなのを嫌う人には少し厳しいゲームだけど、彼氏役の選んだ謎シチュエーションに対して彼女役が選ぶというゲームは置いておいて、なんでそんなシチュエーションにしたとかなぜその下着を選んだとかゲームとは別のところで盛り上がること確実。あまり会話をしたことのないメンツとの取っ掛かりに最適なゲーム。

http://trygood.dip.jp/kanoshita/index.html

うそつき王国<キングダム>(518 MoBGAMES 1,800円)

単純なブラフゲーム。現在の状況から相手が出してきそうなカードを予想し、宣言通りなのかはたまた嘘をついているのかを推理して対抗していく。ルールも簡単で分かりやすいのでライトなボードゲームが好きな方にオススメ。

http://meetingofboardgames.seesaa.net/article/378191734.html

萌札(621 哀愁旅館きたぐに 1,500円)

ゲームしながら性癖を暴露するゲーム。ゲームは簡単、萌記号を集めていかに親を萌えさせるか。判定は人の趣味によるので競技性はないが、お前そんな属性なのかよ的な盛り上がりはあるので、王様ゲームとかそういうコミュニケーションの手段として欲しい人には最適なのでは。

http://arkitaguni.blog.fc2.com/

プリンセスワンダー(02 アークライトゲームズ 3,990円)

『よくばりキングダム』、『あやつりキングダム』、『ラブレター』をセットにして、さらに去年のアナログゲーム会の話題を総ざらいした『ラブレター』の続編『ラブレター・トゥ・レディ・ラック』を収録したメジャー版。キャラクターは全部女性化してますので、それが気にならない人はこちらがオススメ。とくにラブレターは競技性と分かりやすさ、盛り上がり度のバランスがちょうど良い作品ですのでオススメです。

http://www.arclight.co.jp/ag/pw/index.php?page=top&id=01

心臓発作にならないための10の方法(02 アークライトゲームズ 4,200円)

自分の健康のために、スポーツをして体力を維持したり、遊んでストレスと解消したりするといったゲームみたい。なかば題材が生々しいだけに、直感的に分かりやすく、自分たちの寿命と置き換えると盛り上がりそう。なんかパッケージもブラックジョークの効いた感じよい。

http://www.arclight.co.jp/ag/agbg/agbg.php?code=LG-0076&type=b

攻略!メタドラダンジョン(04 KADOKAWA 未定)

パズドラを題材にしたデッキ構築型ゲーム。ここ最近はデッキ構築型といってもいろいろ種類がありますが、このゲームは概要を読んだ限りではアセンション系統な感じがします。もうドミニオンの亜種はいいよという型でも少し新鮮に遊べると思います。すこし競技性が高いのでパズドラのファンと合致しているか謎ですが、パズドラ好きなら買っても損はない。

http://mediafactory.co.jp/paddeck/detail.html

王宮のささやき(05 グループSNE/cosic 1890円)

名作の日本語リメイクらしい。配られた手札をいちばん早くなくした人が勝ちという単純なルール。手札を場に出すときに効果が発動し、手札を減らすのを妨げるといった分かりやすいルールなので、時間がないときなどにサクサクやるのにオススメかも。

http://www.groupsne.co.jp/news/etc.html#gm2013autumn

 Lost Legacy 百年戦争と竜の巫女(15 ワンドロー 1,500円)

名作『ラブレター』を上手にアレンジした作品『Lost Legacy』の第2弾。単体でも遊べるし、前作と混ぜても遊べるらしい。高い数字を持っていればよい単純明快な『ラブレター』に対して、ゲーム終了時の数字ではなく、いかに宝の位置の情報を握っているかということが重要になるという深みを与えた作品。今回は基本的なルールはそのままにカードテキストを変更したものみたい。

http://one-draw.jp/lostlegacy2/top.html

セイルトゥインディア(25 ゲームフィールド 3,000円)

ゲームマーケット2013春で話題になった500円ゲーム。ワーカープレイスメント的なゲーム。わりと複雑かつコンポーネントが大量となりがちなこの手のゲームにおいて、少ないコンポーネントでシンプルにまとめたのはすごい。一度流行ってみたいゲーム。

http://okazubrand.web.fc2.com/2013500en.html

ダンジョンオブマンダム(27 オインクゲームズ 2,000円)

ゲームマーケット2013春にてI was gamesが500円でゲリラ的に販売して絶賛されたゲームのリメイク。I was gamesといえば『ヴォーパルス』など競技性の高いゲームを作っているところで有名。システムは良く練り込まれているけど、コンポーネントは少なく、ルールも分かりやすいという競技性の高いゲームの中ではバランスの良い作品を作っているので本作も期待できる。

http://studio.oinkgms.com/post/63816630063

で、お前はなに買うんだよ

これ以外にも面白い作品や既に発売されている名作などがありますので、ゲームマーケット公式の情報を確認したり、当日だらだらと試遊してみると良い。ここでは今回発売される新作を中心にまとめました。

で、自分が何を買うかというと、『惨劇RoopeR』関係の新作は全部。あと、『プリンセスワンダー』、『ダンジョンオブマンダム』、『殺人狂時代』、『アルパカバーガー』を狙っていきたいと思います。最後にホビーのくじでワンチャン。本当はここで挙げた作品全部欲しいんだけど……

 

 

 

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