新潟県人が「ばんだいばし」と聞くと、新潟市内の信濃川に掛かるあの石橋を思い出すと思うけど、ここ横浜にも「ばんだいばし」があった。漢字だと「万代橋」と書くらしい。
むかし、新潟の萬代橋も万代橋と表記してたので、自分は万代橋の漢字の方が馴染み深いけど、架橋75周年を記念して旧字に戻したらしい。知らなかった。
話をもどして、横浜の万代橋だけど、横浜市中央市場の入口あたりに掛かってる小さな橋です。こんな横浜駅の直ぐ近くに市場があるのも知らなかったし、ましてや新潟にある橋と同じ名前の「ばんだいばし」があるとは思わなかったので、思わず写真を撮ってしまった。市場が動いてない?土曜の夕方で良かった。
そんなわけで今回は横浜駅の北東側、神奈川区のエリアを制圧しながら散歩してきました。
市場を抜けるこの道、本当に市場しかないような地区なのですが、結構散歩してる人が居るなと思ったら、市場の先がみなとみらいに繋がってた。そして、ここ夜景が綺麗そうでした。


見知らぬ道で日没を迎えると帰れなくなる可能性があるので、夜景には少し早い写真ですが、ここがすべて点灯するとなると綺麗そうだなと思いました。(望遠できないスマホなので、ベイブリッジはぼけぼけ)
そして、出陣のマップをみると、横浜中央市場の辺りがすっぽりと制圧できていないことに気が付いて、市場方面に引き返したのですが、敷地に入らないと届かなさそうな雰囲気。そして、市場の裏側に回れこめそうな道を見つけたけど、このコットン大橋なる道は自動車専用道だった。
諦めて、完全に日没になる前に市場付近を抜けようかなと思って、来た道を戻ろうとしたとき、ちょうど犬の散歩を終えた人と並ぶ感じになったんだけど、その人が変な小道に消えていった。
市場関係者なのかなと思ったけど、犬連れてるし、その後もぞくぞくとその小道に人が吸い込まれていくので、自分もついていってみたら抜け道でした。

なぜか撮影禁止だったので地図を載せておく。名前もちゃんとあって、「コットンみらいロード」と言うらしい。
コットン大橋が歩行禁止なので、コットハーバー地区の人達が横浜やみなとみらい方面に抜けられないので作られたそうな。しかし、みなとみらいと市場を繋げておきながら、なんでコットン大橋は自動車専用道のままにしたのか謎すぎるぞ横浜市。

電線が邪魔ですが、そんなコットンハーバーの夜景も綺麗でした。綿花と何か関係あるのかなと思ったけど、元々は綿花町と呼ばれてたのに由来するそうな。綿花町と呼ばれてた頃は綿花の倉庫があったらしい。
しかし、コットンハーバー地区は車がないと住むのは不便そう。地区の中にコンビニとスーパーはあったけど、飲食店は少なさそう。また、地区に通じる道は人通りが少なくて、夜はひとりで歩くには適していない。まあ、このマンションを買うぐらいなら車は持ってるかもしれないけど。横浜に居ながら地方の車社会みたい。

そして、こんなところに鉄道が。根岸に行く貨物線ってこんなところ通ってるんですね。神奈川県内の貨物線、結構地下化されてて、どこから繋がっているのか分からないところに駅があったりするので好き。
というわけで、コットンハーバ地区の散歩は終わり。昭和からの町並みにタワマンが生えてるような感じで、いろいろなところが工事中だし、これからの街って感じでした。